四面楚歌
しめんそか
「四面楚歌」は、周囲がすべて敵や反対者ばかりで、孤立無援で追い詰められた状態を指す四字熟語です。中国の歴史書『史記』に由来し、項羽が劉邦の軍に囲まれ、四方から故郷の楚の歌が聞こえてきて完全に孤立を悟ったというエピソードが語源となっています。 日常会話よりも、ビジネスやニュース、あるいは小説などの物語的な文脈で、精神的または物理的に逃げ場がない状況を強調するために使われます。自分の味方が一人もいない、あるいは解決策が全く見つからないという深刻な窮地を表現する際によく用いられます。
会話シーン
プロジェクトの失敗を報告する会議後
今回の不祥事、社内からも取引先からも批判が殺到していて、まさに四面楚歌だよ。
今回の不祥事、社内からも取引先からも批判が殺到していて、まさに四面楚歌だよ。
逃げ場はないですね。まずは誠心誠意謝罪するしかないでしょう。
逃げ場はないですね。まずは誠心誠意謝罪するしかないでしょう。
絶体絶命の状況で使われます。
激戦のゲーム中
やばい、敵チームに囲まれた!完全に四面楚歌だ!
やばい、敵チームに囲まれた!完全に四面楚歌だ!
落ち着け!裏口から脱出するルートを探すんだ!
落ち着け!裏口から脱出するルートを探すんだ!
ゲームなどの物理的な包囲網に対しても比喩的に使えます。
例文
独断専行の結果、彼は社内で四面楚歌の状態に陥った。
どくだんせんこうのけっか、かれはしゃないでしめんそかのじょうたいにおちいった。
独断専行の結果、彼は社内で四面楚歌の状態に陥った。
経営危機に瀕し、銀行からも見放され、まさに四面楚歌の様相を呈している。
けいえいききにひんし、ぎんこうからもみはなされ、まさにしめんそかのようそうをていしている。
経営危機に瀕し、銀行からも見放され、まさに四面楚歌の様相を呈している。
四面楚歌の窮地に立たされながらも、彼は最後まで希望を捨てずに打開策を模索し続けた。
しめんそかのきゅうちにたたされながらも、かれはさいごまできぼうをすてずだかいさくをもさくしつづけた。
四面楚歌の窮地に立たされながらも、彼は最後まで希望を捨てずに打開策を模索し続けた。